1.余剰汚泥の処理に必要なコストとする。
2.装置の規模は、食品工場の処理水量300g/D・BOD4500ppmとする。
3.電気料金は、15円/KWとする。
4.操業は、30日とする。
5.人件費は、3000円/Hrとする。

処理方法
投資
光熱費
薬品費
管理費
補修費
汚泥処理費

月額
合計

投資額
7年償却の月額

活性汚泥方法
既存装置

0
0
27,700
脱水機・ポンプ類
(7.7KW×8Hr)
50,000
PAC
180,000
2HR/日
23,800
200,000
481,500
20,000,000
238,000
162,000
ミル・ポンプ類
(15KW×24Hr)
50,000
180,000
23,800
10,000
663,800
15,000,000
178,000
162,000
ディスク・ポンプ類
(15KW×24Hr)
50,000
18,000
17,800
10,000
597,800
20,000,000
238,000

162,000
超音波器・ポンプ類
(15KW×24Hr)

50,000
180,000
23,800
10,000
663,800
40,000,000
476,000
200,000
30,000
360,000
47,600
10,000
663,800
30,000,000
357,000
180,000
30,000
360,000
476,00
10,000
1,123,600
15,000,000
178,000
2,000
80,000
50,000
17,800
10,000
337,800
  • バイオマスター
    ・初期投資、ランニングコストが安価、常温での処理
    特徴・利点
    ・化学薬剤による制御が容易である。
    ・電力コストが低い。
    ・薬剤によっては、加熱処理を行う。


  • ビーズビルによる方法
    ・ビーズを充沈したミル室に余剰汚泥を導入し、高速攪拌する。
    ・ビーズ間に生じる剪断摩擦力により汚泥菌体を破砕する。
    ・生じた細胞破砕液を曝気槽あるいは汚泥貯留槽へ返送し、微生物により可溶化する。


  • 高速回転ディスクによる方法
    ・高速回転するディスクの隙間に余剰汚泥を通過させる。
    ・ディスク間で生じる剪断力とすり潰しにより、汚泥菌体を破砕する。


  • 超音波法
    ・余剰汚泥を超音波槽へ導入し、超音波で発生する圧力波及び、薬液により汚泥菌体を破砕する。
    ・生じた無細胞抽出液を曝気槽あるいは汚泥貯留槽へ返送し、微生物により可溶化する。              戻る
    ・可溶化基質として再利用する。
    特徴
    ・破砕に必要な動力が小さい。保守点検費用が増す。

  • オゾン法
    ・余剰汚泥をオゾン処理槽へ導入し、オゾンの酸化力を利用して汚泥菌体を死滅させ、細胞壁を破壊する。
    ・生じた細胞破砕液を曝気槽あるいは汚泥貯留槽へ返送し、微生物により可溶化する。
    特徴
    ・汚泥減量化の先駆けとなった技術でオキシデーションディッチや長時間曝気施設などの設置実績があるしかし、
    高濃度オゾンを使用するため運転管理、保守点検が容易ではない。

  • 水熱酸化法
    ・余剰汚泥を水熱処理槽へ導入し、高温、高圧下(亜臨界条件下)で処理する。
    ・細胞を完全に溶解し、生分解が容易な低分子化合物へ変換する。一部は無機化される。
    ・可溶化基質として再利用する。
    特徴
    ・反応時間が早い。熱エネルギー使用により運転コストが大幅に上がる。