◆余剰汚泥と処理現状

汚泥現在、我が国の産業廃棄物総排出量は年間約4億トン(平成15年度)であり,そのうちの約半分の1億8千万トンが汚泥と呼ばれ固形物と水分の混合廃棄物です。これらの汚泥は,無機塩などから成る無機質汚泥および活性汚泥法に代表される生物化学的廃水処理に由来する有機質汚泥から構成されています。特に,有機質汚泥(約8千万トン)は余剰汚泥として,経済的かつ社会受容的な処理処分が必要不可欠です。

人間が暮らしていく中で、汚水(高濃度BOD,COD,燐、窒素、重金属等)が出てきます。その排水は、一般家庭排水と企業排水に分けられ、色々な方法で処理され、その処理過程で出てくる汚泥の半量が処理可能な有機物汚泥であり現状は、廃棄物として 汚泥の脱水後埋め立てられたり焼却後埋立やそのままの状態で、経費の高いリサイクル堆肥になっています。

家庭、企業排水の処理施設では、ほとんどの場合、設備の処理能力を超えて処理をしており、そのために出てくるのが余剰汚泥(有機性)であります。
バイオマスターシステムは、この余剰汚泥をバイオマスター液にて、可溶化処理を行い余剰汚泥を減容化し現状の余剰汚泥の削減を目的としています。

◆あと数年で埋立地が枯渇

埋立地の空き容量は年々減る一方です。
H16年の環境省調べによると、あと数年で、大都市圏ではそれよりも短い年月で限界がきます。それに伴い、処理にかかる負担も増し、余剰汚泥の減溶化が期待されています。